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塩には大きく分けて４種類の原材料から造られています。
皆さんが一番ご存知なのは言うまでもなく海水から採れる塩ですよね。
その他に岩塩、海塩、湖塩があります。
海水からはいったん凝縮した海水を煮詰め造られているんですが、その他は一体ど
のように造られているのでしょうか。
岩塩は昔は海だった場所が地中に埋まり、塩分だけが結晶化して出来たもので、そ
れを採掘します。
採掘の際に不純物が混ざっていることが多いので、食用は一度採掘してそれを溶か
し煮詰めてから取り出されるそうです。
海塩は海水と同じように思えますが、天日製塩法というのを用いて造られています
。
海水を塩田に引き込んでから１年から２年の歳月をかけて太陽と風により凝縮され
た塩を収穫する方法です。
湖塩は塩湖から採取する方法なのですが、そもそも塩湖って？と思われる方もいま
すよね。
その名の通り塩分濃度の高い湖なのですが、有名どころで言えばアラビア半島にあ
る「死海」ではないでしょうか。
死海といえば塩分濃度が高くて沈む事が困難なのが有名で、名前の由来はある箇所
以外での生物の確認がとれていないので、死海と名前がつけられたそうです。
このように様々な製造方法がある塩は私たちの生活とは切っても切れない存在です
よね。
でもそんな塩も摂り過ぎると高血圧になるので危ないと言われていますが、実は原
因は食塩よりもナトリウムの含有量の方が重要視されていて、食品パッケージに含
有塩分量の代わりにナトリウム量が記載されているのはそのためだそうです。
ですが塩にはナトリウムが含まれている為摂り過ぎには注意です。
しかし塩分の過剰摂取を恐れて塩分を控えすぎるのも恐ろしい事になります。特に
夏場なんかの暑い時は汗をかきますよね。
その際に汗と一緒に体外に放出されてしまうのが塩分です。
この塩分が体内から少なくなると昏睡状態になったりもするそうなので、塩分は適
度に摂取するのが健康の秘訣です。
以上の事から塩の重要性が少し伝わったんじゃないかと思います。
この要点を抑えておけば、これからの料理の際の調味料とも今まで以上に上手に付
き合っていけるのではないでしょうか。
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